一人用ソファの魅力

一人用ソファにもいろんな素材と形があります。豪華で大きな一人掛けならお部屋に一つ以上は、その存在感ゆえになかなか置けないかもしれません。逆にシンプルでコンパクトな形のソファならば、お部屋の広さに合わせて複数置くことも可能です。例えばこちらのようなシンプルデザインのものであれば、4つを向かい合わせる形で置くことで、そこに座る人がそれぞれのリラックススペースを確保しながら歓談ができますね。2，3人掛けのソファではできない技です。

一人暮らしの部屋で、お休みのひと時をゆったりと過ごしたい！と言われる方にはオットマン付きのゆったりとした一人用ソファを選んでみては？こちらの椅子はアメリカの建築家でデザイナーのチャールズ＆レイ・イームズのラウンジチェア。オットマンを付けると、ゆったりと寝椅子のようになり、読書や音楽、映画鑑賞の時間にも極上のリラックスをもたらしてくれそうです。こんな贅沢なデザイナーズチェア、お部屋にひとつあるだけでも気持ちが揚がりますよね。

コンパクトなスペースでリラックスタイムを楽しみたいなら、ハンギングチェアがおすすめです。ゆらゆらと優しく揺れる吊り下げ型の椅子は、童心に帰れる楽しい家具。金具の取り付け方によってはとても簡単に取り外しもできるため、来客時などスペースが必要な時にも対応しやすいのもいいですね。こちらのように卵型だとゆったりと包み込まれるような気分が味わえそう。うたた寝にもピッタリです。

実用だけでなく、インテリアオブジェ的にも置いておきたいのがこちらの椅子。バタフライチェアの名でも知られるBKFチェアです。金属製のフレームに座面となるレザーをはめ込むだけというとてもシンプルな形なので、女性でも組み立てや移動が簡単にできるのも魅力のひとつ。座ると革に包み込まれるような安定感があります。その素材ゆえに座るほどに体に馴染んできますし、使うほどに味が出てくるのも楽しいですよね。長く楽しみたい贅沢ソファです。

畳生活が遺伝子に染み込んでいる日本人としては、床に近いソファってとても馴染みやすいようです。普通のソファだと、気づいたら床に座ってソファを背もたれ代わりにしてる、なんていう方にはおすすめなのが、こちらのようなクッション型の一人用ソファ。柔らかく体が沈み込んでいく感覚を味わうと、あっという間に寝落ちてしまいそうです。ちょっと大き目なサイズが、小さなお部屋の住人には悩めるところかもしれませんが、その心地よさは一考の価値アリです。

一人用ソファのいいところは、複数人掛けのソファではできない両方の肘置きが使えるところが一つとして挙げられると思います。しかしながら、こちらのソファは肘置きなしのデザイン。ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアです。エレガントなメタルのフレームに高級感あふれる革の座面は、座る人を優しくしっかりとサポートしてくれます。近年ではリプロダクト品が出回っていますが、正規品の座り心地を知っていると合皮で作られたジェネリック家具との差は歴然なのだとか。どちらにするか、悩ましいところですね。こちらのソファは座面がとても広いので、胡坐が掛けるのも日本人としてはちょっとうれしいポイントかもしれません？！