ドイツやヨーロッパでは多くの家に屋根裏部屋がありますが、それを有効利用している人は多くはないでしょう。多くの屋根裏部屋は、ものが積まれ、ほこりが積もる薄暗い場所なのです。before &after プロジェクトでは普通とは全く違う形で屋根裏を活用した例を紹介したいと思います。ここでは屋根裏がサウナ、シャワー、暖炉を備えた美しい場所へと生まれ変わりました。
以前の状態を見てみましょう。屋根裏は物置として使われ、隔離された場所となっていました。この写真からでは、リノベーションによって大きく変化することは想像できないでしょう。
屋根裏は豪華な空間へと生まれ変わっています。ガラス窓越しに見えるのはサウナ。木をふんだんに使った暖かい空間となっています。また暖炉の火は美しい空間に暖かさを付け足しています。ここには以前のような寒々しさを感じさせるものはありません。
新しい木製の階段はとても上品で屋根裏部屋と合っています。階段に埋め込まれたLEDの照明は、通路の幅を視覚的に広がっているように感じさせ、豪華な印象を与えます。
このビフォアーの写真では、リノベーション前の悲惨な状態を見ることができます。様々な箱、袋、それ以外のものなどが空間に広がり、とても心地よい空間とは思えません。
今回リノベーションを担当したVolker Schulz が行ったことは、所有者と相談し、希望に沿って建て替えることでした。例えば、空間の中心に置かれた洗面台は、屋根裏が生まれ変わったことを印象付けます。暖炉やサウナに囲まれ、美しい家具が置かれた空間にいると、ここが屋根裏とは思えないでしょう。特別な空間の印象を感じるはずです。
最後に新しいシャワールームをお見せしたいと思います。黒色でまとめられて、上品で慎ましい印象を与えます。このような空間を見ると、以前ここが物置として使われていたとはとても思えません。リノベーションによって古い空間は全く新しい空間へと生まれ変わったのです。
この記事はドイツ語の記事を元に作成されています。
https://www.homify.de/ideenbuecher/13700/vorher-nachher-dachbodenausbau