階段下収納を活用しよう

Aya F. Aya F.
homify Dapur Gaya Eklektik
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階段下収納は、コンパクトな家のデッドスペースを上手に使うための素晴らしいアイデア。横から見ると三角形という変形したスペースなので、この空間を余すところなく活用するには、いろいろな知恵を駆使する必要があります。階段の位置と形状によってストレージスペースのキャパシティーが変わってきます。そのため一般的には既製品ではなくカスタムメイドとなり、それぞれ個性的な棚に仕上がります。今回は、そんな階段下の様々なストレージ空間をご紹介します。

階段横のキッチンで空間をフル活用できる階段下収納

homify Dapur Gaya Eklektik Kitchen utensils

階段下収納は、構造と一体化させる形のものと、空いた空間を生かすものがあります。最初にご紹介するこちらは、空いた空間を生かしたもの。和歌山の建築家・株式会社田渕建設設計事務所の手がけた路地のある家のキッチンに取り付けられたものです。階段の横にキッチンがあるこちらの家では、キッチン用具や食器が階段下に備え付けられた棚に収められています。傾斜に沿って斜めに切られたデザインは、隅の隅までしっかり使える形で、かなりの大容量を実現しています。素材にも統一感があって、すっきりとした印象です。

変形したスペースだから、フレキシブルに対応できる本棚に

こちらの家に設置されたのは本棚です。傾斜の形状に合わせて直角三角形に穿たれた空間に、5段の棚が設置されています。階段下収納で難しいところは鋭角になった部分の利用方法ですが、本であれば、サイズに合わせてぎりぎりまで納めることができます。また物をぎゅうぎゅうに詰め込まずとも、オブジェや小さな鉢植えのようなものを置くことで、おしゃれなインテリアとして楽しむこともできますね。

階段と同じ素材で作りつけ棚

階段は、その構造のため頑丈に作られていますが、最近では素材や技術の発達に伴い、繊細なフォルムのものもよく見かけるようになりました。こちらのものはシンプルな木製ですが、その下の部分にこれでもかというほど多種多様な形の棚が取り付けられています。コートなどの丈の長い衣類をしまえる場所やボックスなどがすっぽり収まる棚だけでなく、サイズのさまざまな引き出しが、階段の横だけでなく蹴込板の奥が収納として使われています。たっぷり納めることができますが、どこに仕舞ったか忘れないようにしたいですね。

玄関横の階段下収納は大容量のシュークローゼットに

服装や用途によって履き替える靴は、家族が多ければ多いほど整理するのが大変なもののひとつ。そのためか最近の新築物件では、玄関脇にシュークローゼットを作りつけることが多いようです。こちらのお宅では、玄関入ってすぐのところに階段があるつくり。その構造を活かして大容量の靴箱にしています。この形は学校の入口を思わせますが、その実こちらはシェアハウス。大勢の住人が使うスペースとしては納得の造りですね。

階段の形状に沿って作った棚はクローゼットとしてもぴったり

ミニマルな形状の階段は、見た目にもとても繊細でスタイリッシュですよね。こちらのものは、繊細なこげ茶色の板で作られており、構造の下にぴったりはまり込む形で白い棚が埋め込まれています。その形状に合わせた空間は見た目も楽しいですが、衣類やバッグ、靴など様々な形のものの収納スペースとしてもぴったり。パズルみたいに、ぴったりくる場所を見つけるのも楽しそうですね。

ロフトベッドの階段も収納として活用

意外な形の階段下収納としてご紹介したいのがこちらのロフトベッド。天井から吊り下げられた形のベッドには、階段で上がることができますが、一段一段に引き出し式の収納スペースが備え付けられています。見た目にもすっきりとしているため、棚という印象はないかもしれませんが、かなりの大容量ですよね。コンパクトな子供部屋に取り入れてみたいナイスアイデア、ですね。蹴込板の部分がカラフルなのも、とてもおしゃれです。

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