床板の専門家によるエントランス造成のプロジェクトを過程ごとの写真付きで紹介します。何も無いちょっとした斜面だった敷地が美しいエントランスに変貌していくさまは、見ているだけでも何だか気持ちがいいですよ!
詳しく見ていきましょう。
階段もその先のスペースも変形した形状ですが、スペースのサイズを二回慎重に計測したら木材を潔くカット。その木材をスペースに合わせてみるとぴったり!さすがの職人技です。階段のカーブ部分はより短くカットした木材を使用します。蹴り込み部分にはレンガを設置。
最後に木材を研磨、塗装し、仕上げにニスを塗布します。撥水効果や紫外線防止効果のある仕上げ材は、風雨や紫外線などのダメージから木材を守り、劣化を防ぎます。外部空間には欠かせない工程です。
ラタンの椅子とクッション、サイドテーブルを置き、ルーバーに提灯風の装飾を設置したら夏の太陽が似合うハッピーな雰囲気が完成!エントランスポーチで心地の良い風に吹かれながらリラックスした午後を過ごす… そんな様子が目に浮かびます。
引きのアングルで見ると気付くのですが、エントランスの木材の色は実は屋根色と合わせてあります。ルーバーに茂る植物の緑とのコントラストも美しく、住宅そのものの魅力もより高まったのでした。