夏を満喫できる5軒の家と別荘

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
SHELL, ARTechnic architects / アールテクニック ARTechnic architects / アールテクニック Rumah Modern
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今回紹介したいのは夏を楽しむことができる家。春が過ぎれば湿度が上がり梅雨が訪れる。その後に気温も上がり夏がやってくる。日中はうだるような暑さで夜でも気温は下がることはない。そんな夏を快適に過ごすことはとても重要だろう。特に生活に大きな影響を与える家は、夏であっても快適な空間を提供することが必要となる。今回紹介したいのは、そんな夏を快適に過ごせる家や別荘。そこでは自然を身近に感じることで、そして開放的な雰囲気を生み出すことで、夏でも快適に過ごせる空間を作り出している。

自然を満喫できる「安曇野の山荘」

建築事務所カスヤアーキテクツオフィスが建てたのは「安曇野の山荘」。それは長野県安曇野市の別荘などが建ち並ぶ敷地に建てられている。山荘の周りに広がるのは森の木々。建物はそんな木々をできるかぎり伐採しないような外観を選び、建物は屋根に覆われる三角形となった。そのため高い場所に伸びる木々の枝を切り払う必要が無い。このような自然を意識した建物内に広がるのは壁に覆われたシンプルな空間。開口部にある窓は建物内に光をもたらし、室内に光と影のコントラストを生み出す。このような場所では都会の喧騒を離れて周りに広がる自然を存分に感じることができる。特に木々の緑が美しく、日の長い夏には最適な場所だろう。

森に抱かれた別荘「SHELL」

アールテクニック一級建築士事務所が手がけたのは週末に滞在するための別荘「SHELL」。それは長野県軽井沢市に建てられている。森の中に建つのはオブジェのような建物。高温多湿の場所での耐久性を考えて、建物は殻のような外殻に覆われた構造となっている。そんな建物の開口部にあるのは大きなガラス窓。そこからは周りに広がる森を眺めることができる。大きく広がる窓から外を眺めれば、森に覆われているような感覚を感じることになるだろう。このような別荘は軽井沢の森の中にあるため美しい自然を楽しむだけでなく、夏の暑さをしのぐこともできる。夏を過ごすには最適な場所かもしれない。

大海原を眺める「熱海の別荘」

井上洋介建築研究所が建てたのは「熱海の別荘」。その名前の通り建物は静岡県熱海市に建てられている。敷地があるのは相模灘に面した斜面。そこからは一面に広がる海原を見ることができる。鉄骨コンクリート造りの2階建ての建物に併設されているのは離れのようなバスルーム。その前面部分はガラス窓になっており、湯船に浸かりながら目の前に広がる海を眺めることができる。窓を開けてしまえば、それは露天風呂のような開放的な場所にもなる。夏であれば風にあたりながら、このような開放的なバスルームを満喫することができるだろう。

美しい眺めと読書を楽しめる家「Tei」

キリコ設計事務所が手がけたのは「Tei」と呼ばれる住宅。それは高知県東部の海を眺められる高台に建てられている。建物の設計を依頼したクライアントが求めたのは、ゆったりと趣味の時間を楽しむことができる家。ここでは高台という立地を活かした空間が生み出されている。印象的なのは1万冊の本やCDが収納可能な書庫。それには半屋外となる読書デッキが併設されている。そこには屋根はあるが眺めを楽しめるように視界を遮る壁がほとんどない。そんな空間にあるのは読書テーブル。ここでは美しい眺めを楽しみながら読書をすることができる。夏であれば、外の風にあたって涼みながら読書を楽しむことができるに違いない。

露天風呂のようなバスルームのある「那須Hさんの家」

アトリエ137一級建築士事務所が建てたのは、栃木県那須市の森の中に建つ山荘「那須Hさんの家」。木々に囲まれた家はL字型となり、森に開かれた形となっている。そんなリビングルームの前に広がるのはデッキスペース。そこには屋根があるため外でも中でもない中間的な場所となっている。そんなデッキ空間には椅子が置かれており美しい森を眺めながらくつろぐことができる。もちろん雨などを気にすることなく外の風をあたることもできる。バスルームがあるのはこのようなデッキ空間の隣。窓を開放すれば露天風呂のようになる。くつろぐことができるデッキや開放的なバスルームがある山荘は夏の避暑にもってこいの場所だろう。

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