機能的に、スタイリッシュに!家の外壁も魅せるデザイン

Aya F. Aya F.
昭和モダンの木造住宅, モリモトアトリエ / morimoto atelier モリモトアトリエ / morimoto atelier Rumah Modern Kayu Wood effect
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家の外壁は、建物の顔ともいえる部分。多くの人に見せる部分だからこそ、デザインにはこだわりたいものです。もちろん内装の造りによって外装はある程度決まってきますが、外へのアピールや周りの環境に合わせたようなデザインなど、家を建てるときにはいろいろ考慮したいもの。今回のテーマは家の外壁が魅力的な住宅。おしゃれな建物、機能を追求した形など、いろいろなパターンのお宅をご紹介します。

伝統とモダンさが交じり合う家のおしゃれな外壁デザイン

家の外壁は、多くの人に向かってアピールする顔であり、町を構成するパーツのひとつでもあります。歴史地区など、地域によっては景観を乱さないように規制されているところもあるでしょう。こちらは富山の建築家・濱田修建築研究所の手がけた二世帯住宅。幅広い世代の人の住む住宅地に建つ物件ということで、モダンさも出しつつ、伝統的な格子をファサードやテラスなどを随所に取り入れたデザインとなっています。シックな色遣いながらもとても個性が光る外観にまとまっていますね。

自然と調和する石のファサード

建物の資材は、伝統的に見るとその土地でよくとれるものや気候などの環境に適したものが使われることが多いもの。こちらは南仏の大きな住宅。奥には別館も隣接した邸宅です。こちらの外壁はこのあたりでよく見られる石造り。窓やテラスの欄干はモスグリーンで統一されており、青い空と美しい緑あふれる環境にしっくりとマッチするデザインとなっています。田舎風の風格を蓄えた外観ですが、中はモダンにリノベーションされており、とても暮らしやすそうです。

Photo: Patrick EOCHE Photographe

昭和のにおいのする焼杉の家

近年では純和風のを新築することは減ってきているかもしれませんが、こちらのような木の住宅を目にすると、なんだか心がほっとするような懐かしい思いがします。昭和の日本建築を思わせるような形で、焼杉が壁面には使われています。窓枠には無垢材、壁の一部には土壁が取り入れられており、さりげなくモダンな匂いのする要素が感じられます。針葉樹の生い茂る森の中に建つ建物としては、これ以上しっくりと感じられるものはないのでは?!

レンガ造りでヨーロピアンなおうち

日本にいながらもヨーロッパ風の家に住みたい!と願う方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。日本でも、そういった欧米風の建築デザインを得意とする会社が増えてきているように思います。こちらのお宅はそんな会社のひとつ、株式会社盛匠の手がけたもの。絵本の中で目にするようなかわいらしいレンガ造りです。窓の形もヨーロピアンな格子構造。お庭も芝生に手入れの行き届いた花々が建物の美しさを縁取ります。

モダンかつ個性的!コンクリートファサード

コンクリート打ちっぱなしのシンプルなモダンな家は、時代を超えて機能的な美を見せてくれるように思われます。こちらのお宅は、セメントでできたコンテナ状の箱が積み木のようにいくつも積み重ねられたかのようなデザイン。道路に向かって突き出たような二階の箱の一面がガラス張りとなっていて、あたたかな光がこの冷たく感じられる素材の建物を柔らかく包み込みます。インテリアや照明によってはずいぶんクールに感じられかねないRC造ですが、こんな風にぬくもりの感じられるアレンジも可能なのですね。

木の家?

モダンな箱状の建物というと、鉄筋コンクリート造りの印象があります。こちらの建物もそのタイプのようですが、パッと見た感じでは木の家?と思われるのでは?明かりがともるとよくわかりますが、こちらの外壁にはルーバーのようなものが全面に張り巡らされています。一階の部分は窓がありますが、ルーバー越しにしか光が入らない仕組み。窓が大きくあけられていますが、プライバシーが確保された造りです。二階の公園側には外がしっかりと見渡せるようにたっぷりと開放されたデザイン。木の優しさとモダンとが相俟った素敵なお宅です。

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