やっぱり家は木造建築にすべき?

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やっぱり家は木造建築にすべき?

Nami Sasaki Nami Sasaki
Rumah Modern Oleh アーキシップス古前建築設計事務所 Modern
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特に日本では、風土に合った建築様式ということで、古くから用いられてきた木造建築。素材の選択が増えた今でも、その人気は衰えることはありません。今回は、そんな古くから親しまれてきた木造建築に注目し、その良さや留意点を再確認しようと思います。木のぬくもりに包まれた生活を始めてみましょう。

木造建築のメンテナンス

完全なる木造建築としてログハウスが挙げられます。大自然の雄大なパノラマを背景に立つその姿に心惹かれる人は少なくないでしょう。しかし、「木」という生きた素材で建てられているからこそ、適切なメンテナンスが必要とされることは確かです。ログハウスにおいての丸太は通常の家の外壁、柱、内壁の三役を兼ねているので、その分入念な手入れをしなければならないのです。中でも大敵なのは、水。水による腐食を防ぐために、3〜5年サイクルで外壁を塗装し直しましょう。また、丸太自身の荷重や乾燥による収縮などで、歪みが起こる場合もあります。家全体が歪んでしまい、窓やドアが開けられないといった事態に陥る前に、ボルトを締めたりして適度調整していく必要があります。いずれにせよ、メンテナンスが欠かせないログハウスですが、自らの手で行うことで、家への愛着も増していくことでしょう。楽しみながらメンテナンスが出来ると良いですね。

自然素材であるという強みを生かして

木造建築の一番の特徴は、何と言っても自然素材であるということ。そのため、漆喰や石材との相性が良く、人にも環境にも優しいデザインを可能とします。こちらのリビングダイニングでは、むき出しの梁も天井も無垢材、床は素足が気持ちの良いフローリング仕上げです。丸みのあるデザインは、どこかホッと出来る安心感がありますね。素朴なカントリー調のインテリアでまとめたい方は、まずは家自体を木造にするところから始めましょう。

木々のもつあたたかみ

木造建築の一番の良さが発揮されるのは、何と言ってもキッチンダイニングでしょう。木材の持つあたたかみは、自然と家族を呼び、和気藹々とした雰囲気をもたらします。の手がけたこちらのダイニングは、まるでバーのようなお洒落なカウンターがキッチンに面しているのが特徴的。脚の長いチェアも木製で、居心地の良い空間に仕上がりました。アイアンのボトル掛けやグラスの収納等、黒がポイントとなって、柔らかな木の雰囲気にアクセントを添えています。カントリースタイルであるにも関わらず、小洒落たインテリア術を見習いたいですね。

肌に触れるもの

木材は、特に子供たちにとっては最高の素材。なんでも触ってみたいお年頃の赤ちゃんから、活発に動くのが大好きな男の子まで、家を木材建築にしてあげることで、家の中で過ごす時間も十分に楽しむことが出来ます。裸足で駆け回れる無垢材のフローリングは、特に子供部屋にぴったり。ATELIER TAMAの手がけたこちらの子供部屋では、木の素材の良さがそのままいかされた柱に始まり、はしごやハンモック等、遊び心が掻き立てられる仕掛けがたくさん施されています。幼いうちからこのように木のぬくもりに触れることで、自然への感受性が育まれるかもしれませんね

木造建築のデメリットを考える

木造住宅での大きな懸念材料は、いかに湿気や水分と戦うか、ということにあるでしょう。しかしドイツの建築家が手がけたこちらのバスルームでは、至るところに木材が使用され、むき出しの梁がシンプルでありながらも美しいデザインとなっています。言わずともお風呂場は湿気がこもりやすいところなので、少なくとも強力な換気扇、大きな開口があればもっと良いでしょう。こちらの場合は後者ですね。防水のコーティング剤もあるので、湿気対策だけは気をつけながら、積極的にバスルームに木材を取り入れてみましょう。

生まれ変わった木造建築

こちらはが古家付きの土地を購入し、建物を解体して新しいものを建てるというプロジェクトで生まれた木造家屋。伝統ある街並みへの敬意を忘れず、さらに前の住宅の記憶も引き継いでいく、という思いの込もった仕上がりとなりました。中でも印象深いファサードには、日本の伝統的な木造装飾である格子が用いられ、夜になるとすぐ先に植えられた樹木のシルエットが芸術的に浮かび上がります。目隠しの役割を果たしながら、装飾としても品があり、さらに室内にまで明るさを届ける格子は、日本家屋ならばぜひ取り入れたい要素のひとつです。

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