郊外住宅で余裕のある暮らし!そのメリット・デメリットまとめ

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
西七区の家, ARTBOX建築工房一級建築士事務所 ARTBOX建築工房一級建築士事務所 Rumah kayu Kayu Wood effect
Loading admin actions …

郊外住宅で余裕のある暮らしを送っていくのか、あるいは都市型住宅で便利な暮らしをしていくのかなど、家を建てる場所や地域によってそこでの暮らしは大きく変わります。また、郊外や都会の敷地の違いによって建てられる家の規模やかたちも変わってきます。そこで今回は、郊外住宅に焦点をあてて、そのメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。家族のこれからのライフスタイルに合った敷地選びや家づくりをしていきましょう!

郊外住宅と都市型住宅

郊外住宅のメリット・デメリットを見ていく前に、まずはそれと都市型住宅の特徴を見ておきましょう。都市型住宅は、その名の通り、都市に建てられる住宅のことを言いますが、都会では郊外あるいは田舎に家を建てる場合よりも敷地の大きさであったり、周辺環境がより厳しい条件の中で建てられることになります。それに対して郊外住宅は、都会のそうした敷地や周辺環境の条件よりも余裕がある場合が多く、比較的住まいづくりにおいて希望を叶えやすい住宅と言えるでしょう。

メリット1:土地代を含めてコストを低く抑えられる

郊外住宅のメリットとしてまず挙げられるのは、土地代を含めて住宅の建設コストを安く抑えられることでしょう。都会に比べて郊外の土地代は安いことはもちろんですが、先程述べたように、郊外では敷地条件や周辺環境が都会ほど厳しくなく、無理せず余裕を持って家づくりができることもコストを安く抑えられる要因の1つとなるでしょう。

メリット2:余裕のある家づくり

土地の値段が都会よりも安くなる郊外では、自然と土地の大きさも広めになります。そうしたことから郊外住宅の場合、広い庭付きの一戸建てを建てることも難しくなく、余裕のある家づくりが可能となることもメリットとして挙げられるでしょう。建物が密集するような地域に建つ都市型住宅では、採光や通風さらにはプライバシーなどを確保するために、敷地を選んだ時点ですでにどこに窓が開けられるかなどの多くの制限がかかりやすくなりますが、隣接する建物との距離に余裕がある郊外住宅ではそうしたことなく、より住み手が持つ希望に沿った住まいのかたちを実現しやすくなるでしょう。

写真:岡本公二

メリット3:自然のある静かな住環境

homify Ruang Keluarga Gaya Eklektik Kayu Wood effect

自然のある静かな住環境の中で家を構えることができることも郊外住宅の1つのメリットです。敷地の周辺は緑に溢れ、騒音などにも悩まされることのない住みやすい環境を見つけることは郊外ではそれほど難しいことではありません。そうした豊かな自然を、こちらのARTBOX建築工房一級建築士事務所が手掛けた住まいのように大きな開口を開けて家の中に取り込めることができることも、静かな周辺環境があるからこそのことではないでしょうか。

メリット4:利便性の良さ

郊外と都会では、都会の方がより利便性が高いと思われるかもしれませんが、郊外も都会に負けない利便性の良さがあります。もちろん買い物をするお店や病院などの数は都会の方が多いかもしれませんが、郊外でも車を持っていればそれほど遠くない距離に様々な施設がありますし、さらに近年では大型ショッピングセンターが郊外に建てられており、そうしたショッピングセンターの近くに家があれば、都会よりも利便性が良くなる可能性も考えられるかもしれません。

郊外住宅のデメリット

homify Rumah Modern

郊外住宅のデメリットとしては、都心に通勤・通学する場合、毎日の移動時間が長くなってしまうことがまず挙げられます。さらには、郊外の場所によっては車を持っていない方にとっては非常に不便になることもあるでしょう。住まい自体に関しては、敷地も建物も大きめになるため、庭や家のメンテナンスに時間や費用がよりかかってしまうことも考えておきましょう。そうしたメンテナンスなどのランニングコストについては、「ランニングコストも考えた住まいづくり。知っておきたい5つのポイント」も是非参考にしてみて下さい。

Butuh bantuan dengan projek Anda?
Hubungi kami!

Sorotan dari majalah