漆喰で気持ちが落ち着く住まいづくり

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新根塚町の家, 深山知子一級建築士事務所・レトノ 深山知子一級建築士事務所・レトノ Ruang Makan Modern
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職人の塗り方次第で建物の印象ががらりと変わる漆喰壁。独特な雰囲気を醸し出し、強度も高いこともあり外壁にも内壁にも多く利用されています。調湿性にも優れているという印象がありますが、それは下地が土壁だった頃の話で現在はそこまでは期待はできないそうです。ですが、漆喰が使われた住まいは落ち着いた印象となり、そのなめらかな風合いから今も人気の壁材です。それでは漆喰が使われた素敵な住まいを見ていきましょう。

光との調和により優しい空間を作り出す漆喰壁

白を基調とした漆喰で覆われたリビングダイニングです。大きな窓で繋がっている中庭から差し込む自然光が漆喰のテクスチャーを柔らかく照らし出し、全体的に優しい印象の空間が広がっています。

素人の手で塗られた表情が見られる漆喰壁

傾斜地に建てられた三角屋根のこちらの住まいは、外壁にも内壁にも漆喰が使われています。そしてなんと外壁は左官職人によるものではなく、こちらを手掛けた建築家を含めた素人達数名の手よって仕上げられたそうです。そうすることで生まれた粗い仕上げによるラフさがシンプルな建物に独特の風合いをプラスしています。

無垢材との調和により柔らかな外観を作り上げた漆喰壁

自然素材をメインに建てられた住宅です。外壁に漆喰が用いられ、断熱材にセルロースファイバー、内壁に珪藻土、床材は無垢材を使用されています。シンプルなデザインで白く美しく塗られた漆喰壁とアクセントに使われた無垢材の調和により柔らかな印象の外観が実現しています。

ナチュラルで落ち着いた空間が生まれる砂漆喰

こちらはリノベーションで生まれ変わった築50年の住居です。1階は元の水廻りが撤去され屋外デッキとし、そこに面してLDKが設けられました。木がふんだんに使われた空間で、天井には漆喰に砂を混ぜた砂漆喰のスタッコ調が用いられ、ナチュラルで落ち着いた雰囲気が漂っています。

皆で塗り上げた愛着を感じるカラー漆喰

さて、最後は子供部屋にカラー漆喰が用いられた住まいです。こちらは基準をはるかに超える高気密+高断熱仕様と全館空調を導入することで、年間通して温度ムラのない快適さを保っている住宅です。優しいグリーンが印象的な壁は皆で塗り上げたそうです。より愛着を感じながら毎日を過ごせそうですね。

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