防湿と住まいの健康を考える

A.Imamura A.Imamura
House in Sayo, Mimasis Design/ミメイシス デザイン Mimasis Design/ミメイシス デザイン Kamar Mandi Modern
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防湿は、家と家族の健康に欠かせません。特に、冬場は温められた室内の空気と冷たい外気によって結露が発生し易くなります。 結露が発生しやすい場所ではカビが繁殖しやすく、それらのカビや菌は家の構造材を腐らせ建物の劣化や家族の体調不良を招きかねません。今回は、防湿と住まいの健康を考えるポイントをご紹介していきます。

防湿対策として内装素材を変える 

防湿対策として部屋の内装素材を変えるということも効果的です。例えば、湿気や結露問題がある場合は吸湿効果の高い素材をリフォームの際に選んでみましょう。天然素材や吸湿作用のあるシラス壁は、壁や押入れなど湿気がこもり易い場所に最適です、また体にも優しい天然素材は家族の健康にも優しいので嬉しいですね!

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防湿対策として室内温度と湿度を管理

防湿が不十分、また隙間などがあり断熱が不完全だと内部結露が発生します。内部結露は部屋の壁などの構造内部で発生するため発見が遅れる、気がついたころには被害が大きく建物の大きな腐朽原因となります。例えば、リビングに大きな開口部がある場合などは、内部・外部結露に気を付けましょう。室温は20℃程度、湿度は60%を超えな いように配慮しておきましょう。

【結露対策については、こちらの記事でも詳しく紹介しています】

 防湿のしっかりした結露しない快適な住まいに!結露対策について知っておきたい6つのこと

高い気密性能を備えて換気を効率よく 

住まいの高い気密性能は、計画的な換気システムと一緒になることで湿気を低く抑えることができます。こちらのように寸法誤差の少ない高品質建材を使用し、建材と建材の接合部分を気密シートや気密テープな度を使用して住まいをつくることで、隙間から湿気が入り込んで内部結露が発生するのを防いでくれます。

水回りは?

入浴時や調理時などには、大量に水蒸気が発生します。小まめに換気するよう心がけることが大切です。特に入浴後にはしっかり換気扇をかけ窓を開け湿気を排出しましょう。浴室乾燥機があればよいですが、設置できない場合は除湿機を使用してみましょう。洗濯ものを乾かしながら除湿器を掛ければ、バスルームの除湿と洗濯物の乾きに最適です。

窓サッシ対策 

どうしても結露が気になる場合は、窓周りの断熱効果を上げる対策を取りましょう。例えば、内窓や二重サッシの設置や、窓サッシそのものを交換する方法があります。日本の住宅に多く使用されるアルミサッシは結露が起こり易い素材です。冷たい外気に触れてもをなかなか冷えない樹脂サッシや木製材料を使用すれば効果的です。

高気密の家には熱交換型換気扇が設置されている

高断熱・高気密住宅には熱交換換気装置が配置されています。熱交換によって外気を室内の温度に近づけてから内部に取り入れるシステムは、室内の温度を下げず新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気だけを排気してくれます。内部湿気が起こりにくく、また室温の温度ムラが起こらないので高気密の住まいの省エネに有効です。

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