スタイリッシュな床のデザイン

A.Imamura A.Imamura
ちいさく・ひろく・ひろく, エヌ スケッチ エヌ スケッチ Ruang Makan Gaya Eklektik
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スタイリッシュに見える床材のデザインを見てみましょう。フローリングの材質や色は部屋の印象を大きく左右します。住まいに多く用いられるフローリングには、無垢材から合板、そして素材を複合したものまで様々なものが使用され、そのデザインやバリエーションは豊富です。今回は、スタイリッシュな住まいをご紹介しながら、そのフローリングに注目していきたいと思います。


床デザインの一番人気は、個性豊かなヘリンボーン

床デザインで一番人気は、なんといっても上品な雰囲気が魅力のヘリンボーンではないでしょうか。山形と谷型が連続する模様が魚の骨の形に似ていることからこう呼ばれるようになったといわれています。高級感と上品さがありながら親しみが感じられるおしゃれなデザインは、こだわりを持つリノベーション時によく使われ、個性豊かでスタイリッシュな表情が魅力です。

クレジット: .8 Co., Ltd


「住まいの写真」ページでは様々な種類のフローリングを紹介しています。◀

※ フローリングの写真ページ

ラワン材の床で空間の統一にデザイン

こちらの住まいの床デザインは、色違いのラワン材を使用しています。ラワン材は、木目も少なく柔らかい質感で、板を切ったときの断面が綺麗なのが特徴です。床と同素材でつくられたキッチンやテーブルは全体に統一感を生み、天井の高いワンルームをよりシンプルに魅せ広がりを感じやすい空間に仕上げています。


【木材については、こちらの記事でも紹介しています】

 木がもっと好きになる。心を癒す木目のある暮らし

定番の無垢材フローリング

床材の定番は何といっても無垢フローリングではないでしょうか。無垢材を使用した床材はひとつひとつの木目が異なり、温もりある雰囲気や経年変化による味わい楽しんむことができます。また天然素材は調湿作用があり、部屋の湿気を吸収・放出し、湿度を調整する働きがあります。

モルタル土間と木材の組み合わせ

エントランスから続くモルタルの土間がキッチンまで延び、インダストリアルな空間を演出するこちらの住まい。通常なら隠されてしまう建材は、この家では堂々と空間を構成するエレメントとして使用されています。立ち壁を木板で覆った無骨な雰囲気とモルタル土間の無機質な表情がぴったりとマッチし、個性あるスタイリッシュな空間を生み出しています。

憧れの白い床

こちらは倉庫からコンバージョンされ生まれた真っ白な住まい。壁やフローリングなど屋内は全て白色に統一されており、天井の高い空間はまるで美術館の展示室のように見えます。白い床はスタイリッシュなだけでなく、さまざまな色の家具と組み合わせやすく、部屋全体を明るい印象にしてくれます。素材は、無垢フローリングから複合フローリング、クッションフロア、フロアタイルなど幅広くあり、それぞれ特徴が異なるため、床リフォーム時には違いを考慮して最適なものを選びましょう。

敷瓦を敷き詰める

本来、屋根に葺かれる瓦を床に敷き詰める発想は、奇抜なものではありません。例えば、こちらのサンルームの床は、敷瓦が敷き詰められています。敷瓦は、直射日光の熱を蓄熱し効率よくサンルームを効率よく暖めます。その色調も日本人の伝統美であるいぶしや、窯変ならではの深遠な美しさをたたえています。

クレジット: Yuki Chida


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