あなたのリビングにピッタリな床材を見るける10のポイント

A.Imamura A.Imamura
大きな土庇と縁側の家, 建築設計事務所 KADeL 建築設計事務所 KADeL Lantai
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住まいの床材には、その部屋ごとに最適な床材の種類が異なります。主な床材の種類には、フローリング、クッションフロア、カーペット、フロアタイル、畳の5種類があります。今回は、中でも種類やデザインが豊富なフローリングを中心にご紹介していきます。特に、注文住宅で一番こだわりたいのはリビング、そんなリビングに設置されることが多いフローリングや床材の選び方を見ていきます。

リビングの床材を選ぶポイントは?

リビングの床材を選ぶ際は、あなたがどのようにリビングで過ごすかを考えましょう。ソファに座るのがメインか、床に座るのがメイン、床に座るのがメインかによっても選ぶべき床材が違ってきます。もしソファに座るのが中心的なライフスタイルならば、重いキャビネットやソファを置く場合も凹みにくいフローリングが適していると言えるでしょう。


「住まいの写真」ページでは様々な種類のリビングを紹介しています。◀

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リビングの床材は、カラーでも印象が変わる

リビングの床材は、選ぶカラーでもその印象が変わります。床材の種類が決ったら、色や柄を選びます。同じ素材でも、選ぶ色によって大きく部屋の雰囲気が変わるので注意しましょう。こちらの様に白っぽい床を選べば、採光を反射し部屋全体が明るくなります。一方、濃い色の床材は、落ち着いた空間になります。


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小さな子供のいる家庭のリビングの床材は?

小さな子供のいる家庭では、リビングの床材選びに関しても頭を悩ませる方が多いのではないでしょうか。特に、はいはい時期の赤ちゃんの頃は、リビングの床材にはとても気を使います。おススメは、無垢フローリング。無垢フローリングは、あたたかな風合いや手触りで優しく、また調湿効果もあるので、夏はさらりと、冬は冷えることなく快適です。子供がキズを付けても、またそれが味わいとなり経年変化を楽しめます。


【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

 古民家リフォームで生まれ変わった魅力的な住まい7選

無垢フローリングの木の種類は?

同じ無垢フローリングでも、オーク、ウォルナット、杉、パインなどど、どの樹種を選ぶかによって、色や価格、質感や香りなども大きく異なります。明るめの無垢フローリングと言えば、メープルやバーチが代表的です。メープルは、美しい木目や光沢が特徴的。一方、バーチは、優しくきめ細やかな木目が美しい素材です。

複合フローリング床材でつくるモノトーン空間

床材をモノトーンでまとめると都会的でスタイリッシュな印象に仕上げやすくなります。複合フローリングは、合板の上に、樹脂・紙・薄い天然木のシートなどを貼ったフローリング材です。デザインの幅が豊富なので、モノトーンな色合いとビンテージ感のあるコーディネートが楽しみたい時にも最適です。

クレジット: (C) Forward Stroke Inc.

フローリングの張り方は?

フローリング床材の張り方にもいろいろな種類があります。一般的に、定尺張り、乱尺張り、斜め張りなどをよく見かけます。一方で、デザイン性の高いフローリングの張り方も考慮してみましょう。例えば、こちらのようなヘリンボーン張りは、クラシカルで上品な印象に仕上がり人気があります。

意匠性を見直して

こちらは、短い木のピースを組み合わせた寄木張りのフローリング空間。この寄木張りとは、ヨーロッパで愛されてきた技法です。小さな木のピースを組み合わせて一定のパターンに張り上げたフローリングは、意匠性の高さだけでなく、木材の膨張収縮率においても安定していると言われています。

床暖房専用のフローリングがある

床下から柔らかく温めてくれる床暖房設備は、導入したい設備としての人気を高めています。しかし、床暖房設備専用のフローリング材の施工する必要があります。床暖房対応の床材には、大きな温度変化の負荷がかかるため、急激な温度変化でも膨張や収縮しにくい性能が求められます。床暖房対応のフローリングを採用することを忘れないようにしましょう。

足腰に負担が少ない床材は?

もし子供や高齢者がいる家庭であれば、足腰に負担が少ない床材の選び方をしたいですね。無垢フローリングだけでなく、クッション材が入った塩化ビニルの床材も、クッション性が高いので子供や高齢者などの足腰に負担が少ない床材と言われています。また、表面がビニルのため耐水性が良く、水や油汚れに強くメンテナンスも簡単な点も大きなメリットです。


掃除の手間を考える - ペットと暮らす家庭の場合

リビングは、家族みんなが多くの時間を過ごす空間なので、掃除やお手入れは欠かせません。もしペットがいたりする場合は、床材が汚れたり傷ついたりするリスクが高いので、掃除だけでなくお手入れのしやすい床材を選んだ方が良いでしょう。またペットがいる家庭では、つるつるとした床材の表面はペットの足腰にとって大きな負担になります。ペットと暮らすご家庭は、ペットにも優しい床材を一緒に選びましょう。

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