ロフトセレクション!ロフトで家を広く使おう

Aya F. Aya F.
五月丘の家 - House of Satukigaoka, 林泰介建築研究所 林泰介建築研究所 Kamar Bayi/Anak Modern
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ロフトのある家って、なんとなくおしゃれなイメージがありませんか?元々は小屋裏、屋根裏と呼ばれる空間で、収納スペースとして考えられているお宅が多いかもしれませんが、コンパクトな空間を効率的に使うために、寝室スペースとして使うことも。立地によって建設基準法や条例などの規制がありますが、そこをクリアできるならば、家を広々と使うためにもロフトを利用したいところです。今日はいろんな家のロフト空間をご紹介します。

天井の高いロフト付きアパート

ロフトでなんとか床面積を広げたい、という思惑で建てられた都心の狭小アパートもありますが、天井があまり高くないスペースにロフトを設置すると、かなりの圧迫感が生じてしまいます。その点こちらのロフト付きワンルームは、気持ちがよいほど広々とした空間です。下の空間に水廻りとリビングスペースがあり、ロフトスペースの天井は一段高くなっているため、かなり心地よく過ごせそうですね。三世帯が長屋のように隣り合って暮らすというコンセプトで作られたこちらのsandwich apartmentは、東京の建築家・池田雪絵建築設計事務所の手によるもの。それぞれ個性的な内装になっています。

省スペースのための寝室ロフト

コンパクトな家で広々と暮らすためには、やはり縦の空間をうまく利用することが大切になってきます。こちらのお宅はパリのど真ん中の屋根裏部屋。23平米あまりのコンパクトな部屋ながらも、人が訪ねてきてもゆったり過ごせる空間を実現しています。そのトリックとして、寝室スペースをロフトに設けています。コンパクトな空間で心地よく過ごすためには、家具を必要最低限度にすることが大切ですが、ベッドという大きな家具を目線の高さよりも上に置くことで、パブリックスペースを充分取ることができます。

コンパクトな家の開放的なロフト

建築面積がわずか30平米弱のこちらのお宅では、ロフトは大切な生活空間。二階のリビングの真上をロフトとしており、子供がゆったりと遊べる空間に。ロフトフロアの一面はキッチンに面した吹き抜けとなっており、家事をしながらでも子供の気配を感じられる工夫がなされています。天井には大きく開かれた窓があり、ロフトそのものは屋根構造以外に壁がないため、気持ちよい開放感あふれるスペースです。

子どもが楽しめる空間

homify Kamar Bayi/Anak Minimalis

ロフトは梯子などで上るその構造上、子供部屋によく取り入れられたりします。こちらの北欧風の子供部屋にも部屋の一部がロフト構造になっており、クライミングホールドやロープでできた梯子を使って上ることができるような仕組みになっています。パワーの有り余った子どもが家の中でも存分に遊べる、贅沢なインテリアですね。明るい色の壁や森の中を冒険しているかのような内装は、子供にも喜んでもらえそうです。

階段付きのロフトで快適に

ロフトでよく短所として挙げられるのが梯子。特に、風邪などで寝込んでいるときの梯子の上り下りは億劫、とよく聞きます。ならば、階段で上れるようにしてみるのはいかがでしょうか?もちろん、小屋裏として作りつけたロフトでは、法律や条例によっては階段が禁止されている場合もあるので注意は必要ですが、例えばロフトベッドなどでも階段付きの物も出ています。こちらのようなコンパクトでシンプルな構造の階段は、インテリアとしても素敵ですよね。

プチロフト構造で広い子供部屋

かわってこちらはロフト、のような収納付きのベッドです。ロフト部分はあまり高くなっていないため、天井との間にも十分スペースがあって圧迫感は感じられません。ロフト部分からさらに上へ上る梯子がつけられており、二階のバルコニーに出ることができるのだとか。ちょっと忍者屋敷風のこのトリック、子供が楽しめそうですよね。天井の開口部からは光がたくさん注ぎ込むため、部屋も明るくなって一石二鳥の構造です。

Photo: 河合止陽

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