心地よい書斎空間best5 – 工夫の詰まった小空間!

K.Matsunaga K.Matsunaga
スキップフロアで繋がる家, かんばら設計室 かんばら設計室 Ruang Studi/Kantor Gaya Eklektik Kayu Wood effect
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生活をするそれぞれの空間に、+αとして書斎のような場所があると暮らしに広がりが生まれます。暮らしというよりは、暮らしの中で心にゆとりが生まれる場所でもあるでしょう。働き方も多様化し、家での仕事をしたり、ときにひとり集中したい場合もあるかもしれません。なかなかリビングやダイニングでは叶わなくても、ちょっとしたデスクや作業に集中できる空間に憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、書斎のある空間best5。暮らしの中に寄り添う書斎のある風景を見てみましょう!

旧市街地に建つ三階建の住まい

今井賢悟建築設計工房の手がけたこちらの家は、名古屋市内の旧市街地に建つ住宅です。二軒長屋の片側を解体し、新築を建てるという計画から始まりました。長屋という建物の特徴上、間口がコンパクトで奥行きが長いという構造です。光を導く工夫を重ねながら、家族が心地よく過ごせるような部屋の配置が計画されました。書斎には小さな窓と、上から光を取り込めるトップライトが設けられています。晴れた日には光が落ち、ドラマティックな表情を見せてくれます。本住宅については「beak」で他の写真をご覧いただけます。

スズケン一級建築士事務所の手がけたこちらの家は、1万5千を超える本と共存するための住宅です。本を中心に暮らしをデザインするようなコンセプトのもと、大量の本が威圧的にならないような空間が作られました。本棚で動線や空間を作り、LDKや書斎空間がのびのびとレイアウトされています。書斎はバルコニーに面した大きな窓の前、さりげなく設けられたカウンターと、小物が整理しやすい収納が備えられています。背後の届きやすい位置に書棚があり、明確に間仕切られてはいなくとも作業がしやすい空間となっています。本住宅については「収納力抜群!生活に溶け込む本棚の家」で詳細をご紹介しています。

木のぬくもりあふれる穏やかな家


中山大輔建築設計事務所の手がけたこちらの家は、栃木県宇都宮に建つ住宅です。木をメインにあしらい、黒のガルバリウム鋼板と白い壁のモダンなファサード。インテリアにも、床材や扉、天井と木目の美しい木素材がふんだんに使われ、温かみのある仕上がりです。木目を生かすナチュラルな色味は、年々さらに色艶の魅力を重ねるでしょう。階段を降りて設けられた書斎コーナーは、段差の空間を有効的に活用しています。程よいコンパクトな空間で、作業がしやすく落ち着いたスペースとなりました。本住宅については「宇都宮・腕木の家」で詳細をご紹介しています。

立体を楽しむ三階建の家

株式会社高野設計工房の手がけたこちらの家は、さいたま市の賑やかな駅前通りから12分ほどの住宅地にあります。コンパクトな敷地で、1階から3階までを螺旋階段でつなぐ構成。螺旋階段に沿って設けられた穴あきの円形腰壁がユニークなアクセントになっています。静かな1階には、ご主人様のホームオフィス兼書斎が。板張りの天井や、木製のサッシとコンパクトながらも木の温かみにあふれた空間です。静かにこもれる空間で、集中して取り組むことができるでしょう。本住宅については「立地を楽しむ三階建」で他の写真をご覧いただけます。

竹林が背後にあるスキップフロアの家

かんばら設計室の手がけたこちらの家は、のどかな風景の中、母屋と仲良く並ぶ住まいです。背後には竹林があり、豊かな景色とともに気候的にもプラスの効果を生み出す環境にあります。母屋との繋がり、竹林との視覚的な繋がりをスキップフロアの構造で広々とした空間に仕上げられました。竹林の景色を眺められる大きな窓を持つ書斎コーナーは、広いカウンターで数人が並んでもゆとりがあります。ただ座るだけでも安らぎの風景が広がります。本住宅については「スキップフロアで空間と家族が繋がる家」で詳細をご紹介しています。

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